8月25日(後編)

そばまで行くと声をかけた。

「時間前に来ると思ってた」

「ごめん、待たせたかな?」

「別に。暑いしさっさと行こ」


そう言うと1人歩いて行く。


急いで後を追うと少し足を緩めてくれたりして、そんな飛鳥くんの小さな優しさに口角があがる。

素直に飛鳥くんについて行くと、大型のショッピングモールへとついた。


どうやらここでプレゼント選びをするらしい。

ということはこの中に水樹くんが欲しがってるものがあるってこと?


「飛鳥くん、何買うのかそろそろ教えてくれない?」

そう。

今の今まで何を買うのか教えてもらっていなかった。


聞いても教えてくれなかったのだ。

「もうすぐわかるから」