平野くん奈々ちゃん、和子に朝陽…
みんな幸せそうなのに、どうしてわたしだけ…。
平野くんたち夫婦は年末に2人目を出産予定だと聞いた。
和子と朝陽も新婚ホヤホヤ。
みんなが羨ましい。
そんなことを思いながらケビンの部屋を出た。
自分の部屋に戻る頃にはすっかりお昼に。
軽く化粧をして、着替えを済ませると買い物に出かけた。
ここ最近ちゃんと買い物ができていなかった為、帰り道は両手いっぱいに買い物袋が下がる。
「重い、暑い…」
さっきから何度この台詞を言ったことか…
呪文のように勝手に口から出てくる。
大きな交差点、歩行者用信号は赤。
この交差点さえ渡りきればアパートまでは近い。
あと少しだ!
と顔をあげた瞬間…
「え……、」
わたしの目はある人物で止まる。
その人はスマホを見つめながら歩いていて、そのままビルの角を曲がっていった。
うそ……でも、あり得ない…っ!
みんな幸せそうなのに、どうしてわたしだけ…。
平野くんたち夫婦は年末に2人目を出産予定だと聞いた。
和子と朝陽も新婚ホヤホヤ。
みんなが羨ましい。
そんなことを思いながらケビンの部屋を出た。
自分の部屋に戻る頃にはすっかりお昼に。
軽く化粧をして、着替えを済ませると買い物に出かけた。
ここ最近ちゃんと買い物ができていなかった為、帰り道は両手いっぱいに買い物袋が下がる。
「重い、暑い…」
さっきから何度この台詞を言ったことか…
呪文のように勝手に口から出てくる。
大きな交差点、歩行者用信号は赤。
この交差点さえ渡りきればアパートまでは近い。
あと少しだ!
と顔をあげた瞬間…
「え……、」
わたしの目はある人物で止まる。
その人はスマホを見つめながら歩いていて、そのままビルの角を曲がっていった。
うそ……でも、あり得ない…っ!



