仮に遠距離という選択をしたとしても…
多分、わたしのほうが無理になる。
だから、どの道慧くんとは……。
和子の気持ちは嬉しいけど、もう決めたことだから。
過去を振り返る気もない。
「紗良は強いね」
と笑う和子。
強い…のかな?
少しでも傷つかない道ばかりを選んできたわたしは強くなんかない。
ズルいだけの人間。
「飲み物とお菓子持ってくるねっ」
そう言うと和子は部屋を出て行った。
隣に慧くんがいた頃は、誕生日が同じということだけで勝手に運命を感じたりしていたけど、今思えば誕生日が同じ人なんて山ほどいるんだよね。
慧くんもそれらしきことを言ってくれたことがあったけど、運命なんかじゃなかったね。
でも、それでもあの頃は本気で信じていたし、幸せだった。
だから…
慧くんの彼女になれたことに後悔はない。
多分、わたしのほうが無理になる。
だから、どの道慧くんとは……。
和子の気持ちは嬉しいけど、もう決めたことだから。
過去を振り返る気もない。
「紗良は強いね」
と笑う和子。
強い…のかな?
少しでも傷つかない道ばかりを選んできたわたしは強くなんかない。
ズルいだけの人間。
「飲み物とお菓子持ってくるねっ」
そう言うと和子は部屋を出て行った。
隣に慧くんがいた頃は、誕生日が同じということだけで勝手に運命を感じたりしていたけど、今思えば誕生日が同じ人なんて山ほどいるんだよね。
慧くんもそれらしきことを言ってくれたことがあったけど、運命なんかじゃなかったね。
でも、それでもあの頃は本気で信じていたし、幸せだった。
だから…
慧くんの彼女になれたことに後悔はない。



