部屋に通すと、心臓が痛いほど暴れてくる。
っふぅ……っ…
心の中で深呼吸をすると、意を決して口を開いた。
「け、慧くん…」
「んー?」
「……慧くんって進路どう考えてるの?」
「……」
慧くんの瞳が一瞬だけ揺れた気がした。
そして、視線をゆっくり落としていく。
ドキドキドキドキ…
心臓の加速は早まる一方。
「そういうことを聞いてくるってことは、もう薄々気づいてるのかな?」
「えっ…」
薄々気づいてる?
何を?…
それってやっぱり……。
「悩んでる…」
「それって…」
「俺、大学は向こうに行きたい。でも、紗良ちゃんと離れたくもない。だから、悩んでる」
っふぅ……っ…
心の中で深呼吸をすると、意を決して口を開いた。
「け、慧くん…」
「んー?」
「……慧くんって進路どう考えてるの?」
「……」
慧くんの瞳が一瞬だけ揺れた気がした。
そして、視線をゆっくり落としていく。
ドキドキドキドキ…
心臓の加速は早まる一方。
「そういうことを聞いてくるってことは、もう薄々気づいてるのかな?」
「えっ…」
薄々気づいてる?
何を?…
それってやっぱり……。
「悩んでる…」
「それって…」
「俺、大学は向こうに行きたい。でも、紗良ちゃんと離れたくもない。だから、悩んでる」



