すると、麻美も振り返って水樹くんの姿を見る。
「ごめん、遅れた」
水樹くんは麻美に頭を下げつつ、そう言って隣に来てくれた。
その瞬間ホッとするものが…。
この時、水樹くんの存在の大きさを改めて知れた気がした。
「紗良の彼氏、さん?」
麻美は水樹くんを見ながら遠慮気味に聞いてくる。
それに「どうも」と頭を下げた水樹くん。
「え、かなりイケメンでビックリ!紗良、いつの間に?」
「……水樹くん、そろそろ行こ」
もう耐えられない。
無理だ。
限界だった。
麻美の存在や声…
それから水樹くんを見るあの瞳全てが。
「紗良ちゃん、よかったの?」
少し歩くと、水樹くんの声に足を止めた。
「…いい…麻美は友達でもなんでもないから」
ずっと苦しんできたのは、やっぱりわたしだけだったんだね。
「ごめん、遅れた」
水樹くんは麻美に頭を下げつつ、そう言って隣に来てくれた。
その瞬間ホッとするものが…。
この時、水樹くんの存在の大きさを改めて知れた気がした。
「紗良の彼氏、さん?」
麻美は水樹くんを見ながら遠慮気味に聞いてくる。
それに「どうも」と頭を下げた水樹くん。
「え、かなりイケメンでビックリ!紗良、いつの間に?」
「……水樹くん、そろそろ行こ」
もう耐えられない。
無理だ。
限界だった。
麻美の存在や声…
それから水樹くんを見るあの瞳全てが。
「紗良ちゃん、よかったの?」
少し歩くと、水樹くんの声に足を止めた。
「…いい…麻美は友達でもなんでもないから」
ずっと苦しんできたのは、やっぱりわたしだけだったんだね。



