君に伝えた好きの数。



その時、多分俺は恋に落ちた


その子の笑顔がずっと忘れられないんだ


*


「以上。俺の初恋の話」



…たまにその笑顔とひなたが重なって見えることは教えてやらない



「なんかすごいなぁ…ずっと思い続けてるんだね、明石くん」


「っ!?!?」



なんでひなたが泣きそうになってるんだ?!



「ちょ、おい、ひなた」


「ごめん、感動しちゃって…」