君に伝えた好きの数。



「明石くん、おはよう!朝からごめんね」


「………」



あ、許してくれたのかな?

一瞬だけ、目があった!



「相変わらずスルーね…あいつ…」



めいちゃんが明石くんが自分の席に座ったのを確認してから言う。



「ううん、めいちゃん!許してくれたよ!」


「え!?今の許してくれたのっ!?」