君に伝えた好きの数。



「えへへ、ごめんね、めいちゃん」



頭の中でめいちゃんの自己紹介してたって言ったらきっと、心配されちゃう。



「くぅ〜………可愛いんだから…」



可愛いのはめいちゃんだけど…



「おいで?」


「行く〜……!」



ギューッ



「へへへ〜幸せだぁ…」



めいちゃんとハグすると落ち着くの。

やっぱり合うんだね、私たち。



「…おい、邪魔だ。」


「わっ!!!」



突然低い声が聞こえてきた。

私の大好きな声。



「チッ…来たわね、明石つばさ…。」


「わわわっ、めいちゃん口悪くなってるよっ!?」