「え、マジ?」




「うん。マジだよ。明石くん好きっ!!!」




「ふはっ、何回言うんだよ」




「何回でも何十回でも言うよっ!」




だって君に伝えた好きの数

それがこれからは明石くんも答えてくれるってことでしょ?




「ひなた、好きだよ」




「ふふっ、私もっ!!」




ずっとずっっと、明石くんと一緒にいれるのなら、

私はたくさん、伝えるよ。




「なぁ、キスしていい?」




「っ!!………聞かないでも3回してきたくせに」




「ふはっ、正解。」





こうして私たちは花火があがったと同時に、

私たちの影も重なったのでした_____。