お昼休み。
私が今どこにいるかというと...
屋上である。
そして...目の前には何故か絶世の美男子が居ます...
ことの始まりはさっき...
「天宮さん、ちょっといいかな?」
「天宮さんお昼一緒に食べない?」
「いや俺と!」
「俺と一緒に!」
なーんていう風に何故か男子たちに囲まれてしまって、思わず逃げちゃったんだ。
でも、男子たちは追いかけてきて。
昔のあの事に重なって怖くなっちゃって。
泣きそうになった。
そうしたら、
「こっちだ!」
そんな声が聞こえてきて。
私は声の聞こえる方に走った。
そこには1人の男の子がいて、私の手を引いて走ってくれた。
その姿はとてもかっこよくて、でも怖くて。
やっぱり私は泣いてしまった。
そのまま屋上に入って鍵閉めて。今に至る。