「え、あ、はい?」
未だ状況を把握していないが、とりあえず返事だけする私。
「行くよ」と言って背中を向けて歩き出した杏里先輩。
「え、杏里先輩?えっと、き、北川君、ありがとう、ご、ございましたっ」
私は未だに杏里先輩と北川君を交互に見ながら北川君にお礼を言うと、杏里先輩を追い掛ける。
「杏里先輩、待って下さい!」
「ん?」
階段への廊下を曲がる手前、笑顔で振り返った杏里先輩。
「私達、一緒に帰るんですか!?」
「駅までね。何かあったら心配だから」
杏里先輩の心遣いにじーん……。
「それよりもさ、さっきの男の子さ……」
「北川君ですか?私が困っていたところを助けてくれたんですよ。杏里先輩が私の事を説明してくれたお陰です。北川君、親切な人ですよね!」
未だ状況を把握していないが、とりあえず返事だけする私。
「行くよ」と言って背中を向けて歩き出した杏里先輩。
「え、杏里先輩?えっと、き、北川君、ありがとう、ご、ございましたっ」
私は未だに杏里先輩と北川君を交互に見ながら北川君にお礼を言うと、杏里先輩を追い掛ける。
「杏里先輩、待って下さい!」
「ん?」
階段への廊下を曲がる手前、笑顔で振り返った杏里先輩。
「私達、一緒に帰るんですか!?」
「駅までね。何かあったら心配だから」
杏里先輩の心遣いにじーん……。
「それよりもさ、さっきの男の子さ……」
「北川君ですか?私が困っていたところを助けてくれたんですよ。杏里先輩が私の事を説明してくれたお陰です。北川君、親切な人ですよね!」



