「……あっ!!」
すると、いた。
金髪で、目が大きくて、クリクリした青い瞳で、色が白くて天使みたいな凄く可愛い子。
確か私の一つ上だった。
でも、
「あの子、女の子……」
「あの頃は女の子によく間違えられてたし、美桜に男だって言ったけど、『嘘だ、こんな可愛い男の子はいない』って返されたね」
言ったような記憶が微かにある……。
確かにあの子は女の子にしか見えなかった。
でも、
「髪の毛の色が違う!」
「髪はね、十歳くらいから色が変わってきたんだ。美桜が五歳になる少し前に俺は引っ越したから知らないよね」
そう、あの子は私が五歳を迎える少し前に引っ越した。
ご両親が一軒家を買ったから。
すると、いた。
金髪で、目が大きくて、クリクリした青い瞳で、色が白くて天使みたいな凄く可愛い子。
確か私の一つ上だった。
でも、
「あの子、女の子……」
「あの頃は女の子によく間違えられてたし、美桜に男だって言ったけど、『嘘だ、こんな可愛い男の子はいない』って返されたね」
言ったような記憶が微かにある……。
確かにあの子は女の子にしか見えなかった。
でも、
「髪の毛の色が違う!」
「髪はね、十歳くらいから色が変わってきたんだ。美桜が五歳になる少し前に俺は引っ越したから知らないよね」
そう、あの子は私が五歳を迎える少し前に引っ越した。
ご両親が一軒家を買ったから。



