「嫌いに……?そんなわけないじゃん。 私は倭人のことが だーいすき なんだから」 私のネコちゃん。 可愛い可愛い私の 倭人 「ホント? 俺も朝都のこと だーいすき…だよ。 だから捨てないでよ、俺のこと」 捨て――――たくない… 捨てたくないよ、 倭人 ――――「倭人……!」 ガバッ! 慌てて身を起こすと 「あ、起きた~??少し顔色良くなったみたいだね」 ベッドに座った私を覗き込んできたのは 涼子だった。