Chat Noir -黒猫と私- バイオハザー度Max- Deux(2nd)



「嫌いに……?そんなわけないじゃん。


私は倭人のことが




だーいすき




なんだから」



私のネコちゃん。


可愛い可愛い私の





倭人




「ホント?


俺も朝都のこと




だーいすき…だよ。





だから捨てないでよ、俺のこと」





捨て――――たくない…


捨てたくないよ、



倭人




――――「倭人……!」


ガバッ!


慌てて身を起こすと


「あ、起きた~??少し顔色良くなったみたいだね」


ベッドに座った私を覗き込んできたのは




涼子だった。