――――
二日目になっても熱が下がることはなかった。体が熱い。だるい。
骨がきしきしいってる。
本格的にヤバい…
せめて薬―――
そう思ったけれど、誰に頼ればいいんだろう―――
とりあえず誰かに助けを…
そんな風に思っていると、昨日捨て忘れたセブンスターの箱が床に転がってるのを見つけて
なんとなく反射的に指が動いた。
――――……
「ちょっと朝都!あんた大丈夫!?」
駆けつけてくれたのは涼子で…
そう、
私がヘルプコールしたのは、やっぱり涼子だった。
てか涼子しかいないし。
「ほらっ薬!あと、ポカリも冷却シートも買ってきたよ」
涼子は手際よくビニール袋の中身を取り出し、私に薬を飲ませて冷却シートも貼ってくれた。
ついでに
「38.9℃!あんたよく動けたね」
と熱まで測ってくれる。
涼子……いつもいつも植物のプランター相手に、農学部に移籍したら?とか思ってたけど
看護学科に移籍するべきね。
白衣の天使だわ。
私は涼子がお世話してくれてる間に、黒猫とお別れしたことをぽつぽつと喋り聞かせた。



