Chat Noir -黒猫と私- バイオハザー度Max- Deux(2nd)




『ちょっ…!朝…』



切る間際まで黒猫が何かを問いかけてきたけれど私は強引に切り、ケータイの電源も切った。


黒猫とおそろのマウスのストラップが揺れて、バイオハザードマークも一緒に揺れた。


もうこれで…


あの正体不明なバイオハザードウィルスに悩まされることもない。


これで





終わったんだ。




電話一つで終わらせることができるなんて、あまりにもあっけない。


私はケータイをバッグにしまい入れると、ベッドに倒れこみ黒猫がくれたクマのぬいぐるみを抱き寄せた。




終わった…



終わりたくなかった。




ずっとずっと続いていくものだと思ってた。


昨日までは。



私はクマのぬいるぐみを抱きしめて





「…うっ…ヒック……」




嗚咽を漏らして



思い切り泣いた。