なんて言いながら人差し指を立てられて、コクリと頷く。


そっか。眞白くんは私が嫌がらせされたことを楓くんが知ったら、楓くんが怒ると思ってるんだ。


ああ見えて楓くんも、私のことをすごく心配してくれてるってことなのかな。


なんだか私、結局眞白くんたちにお世話になってばっかりだなぁ。


最初はどうなることかと思ったし、申し訳ない気持ちのほうが大きかったけれど、あらためて二人にボディガードになってもらえてよかったな、なんて思ってしまった。



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