そしたら真ん中に立っていたリーダー格っぽい女の子が、腕を組みながら怖い顔で私を睨みつけると。
「だいたいちょっといいところのお嬢様だからって、なんなのあんた。九条兄弟のこと独り占めしてんじゃないわよ」
それを聞いて、やっぱりあの学食で感じた嫌な予感は当たっていたんだと思った。
「そうそう。なんであの二人があんたなんかのボディガードやらされてんの? 父親のコネだかなんだか知らないけど、調子乗りすぎ」
「マジで目障りなんだけどっ」
一緒にいる子たちからも次々に責められて、思わず足がすくむ。
ど、どうしよう……。
九条兄弟にボディガードをやってもらってること、良く思わない人もいるだろうとは思ってたけど、まさかこんなにも恨まれていたなんて。
「だいたいちょっといいところのお嬢様だからって、なんなのあんた。九条兄弟のこと独り占めしてんじゃないわよ」
それを聞いて、やっぱりあの学食で感じた嫌な予感は当たっていたんだと思った。
「そうそう。なんであの二人があんたなんかのボディガードやらされてんの? 父親のコネだかなんだか知らないけど、調子乗りすぎ」
「マジで目障りなんだけどっ」
一緒にいる子たちからも次々に責められて、思わず足がすくむ。
ど、どうしよう……。
九条兄弟にボディガードをやってもらってること、良く思わない人もいるだろうとは思ってたけど、まさかこんなにも恨まれていたなんて。



