【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!

思いがけないことを言われたので、少しびっくりしてしまった。


それって、もっと楓くんのことを頼ってもいいってことなのかな?


「う、うん。もちろん、楓くんのことも頼りにしてるよ」


「ほんとかよ」


「ほんとだよっ」


私がそう答えると、こちらをじーっと見つめてくる楓くん。


その視線にドキッとして、なんとなく目をそらせなくなっていたら。


「まぁいいや。おやすみ」


今度はそう口にしたと思うと、急に目を閉じて寝はじめてしまったので、それにまたビックリしてしまった。


あれ? 寝ちゃった……。