私がなんとなくそう尋ねたら、楓くんはなぜかちょっと不機嫌そうに眉をひそめた。
「うん。なんで? 一緒のほうが良かった?」
「いや、そういうわけじゃ……っ。ただ、いつも一緒にいるからと思って」
「あいつはたぶん、今ごろ告られてんじゃん。さっき女子に呼び出されてったから」
それを聞いて、相変わらずすごいなぁと思う。
楓くんと眞白くん、入学以来毎日のようにどちらかが告白されてるような気がするよ。
「そっかぁ。モテモテだね」
すると楓くん、ムスッとした顔のままで。
「はぁ。せっかく気持ちよく寝てたのに、乙葉のせいで目ぇ覚めたじゃねーかよ」
私がせっかく昼寝中だったのを起こしちゃったから、やっぱり怒ってるみたい。
「ほ、ほんとにごめんねっ。あの、もう邪魔しないから寝てていいよ。私、教室戻るからっ」
「うん。なんで? 一緒のほうが良かった?」
「いや、そういうわけじゃ……っ。ただ、いつも一緒にいるからと思って」
「あいつはたぶん、今ごろ告られてんじゃん。さっき女子に呼び出されてったから」
それを聞いて、相変わらずすごいなぁと思う。
楓くんと眞白くん、入学以来毎日のようにどちらかが告白されてるような気がするよ。
「そっかぁ。モテモテだね」
すると楓くん、ムスッとした顔のままで。
「はぁ。せっかく気持ちよく寝てたのに、乙葉のせいで目ぇ覚めたじゃねーかよ」
私がせっかく昼寝中だったのを起こしちゃったから、やっぱり怒ってるみたい。
「ほ、ほんとにごめんねっ。あの、もう邪魔しないから寝てていいよ。私、教室戻るからっ」



