夏帆ちゃんがいなくなったところで、自分も席を立ち、食器を返却口へと片付ける。
だけど、そこでも女の子たちからの視線が気になって、少しビクビクしてしまった。
やっぱり見られてるような気がする……。なるべく遠回りして教室に帰ろうかな。
そう思って学食外のテラス席のほうに出て、そこから中庭を通っていくことに。
中庭にはところどころ木が生えていたり、ベンチが置いてあったりして、ここでもまたたくさんの生徒がお昼を食べたりくつろいでいる姿があった。
それを見ると、天気のいい日はここでお昼を食べるのも悪くないかも、なんて思ってしまう。
だけど、そのままキョロキョロしながら歩いていたら、次の瞬間グニッと何か柔らかいものを踏んだような感触がして。
「いてっ!」
同時に誰かが声をあげたので、ハッとして足元を確認したら、そこにはなんと、仰向けになって芝生に寝転んでいる楓くんの姿があった。
ウソッ! どうしようっ。
もしかして私今、楓くんの手を踏んじゃった!?
だけど、そこでも女の子たちからの視線が気になって、少しビクビクしてしまった。
やっぱり見られてるような気がする……。なるべく遠回りして教室に帰ろうかな。
そう思って学食外のテラス席のほうに出て、そこから中庭を通っていくことに。
中庭にはところどころ木が生えていたり、ベンチが置いてあったりして、ここでもまたたくさんの生徒がお昼を食べたりくつろいでいる姿があった。
それを見ると、天気のいい日はここでお昼を食べるのも悪くないかも、なんて思ってしまう。
だけど、そのままキョロキョロしながら歩いていたら、次の瞬間グニッと何か柔らかいものを踏んだような感触がして。
「いてっ!」
同時に誰かが声をあげたので、ハッとして足元を確認したら、そこにはなんと、仰向けになって芝生に寝転んでいる楓くんの姿があった。
ウソッ! どうしようっ。
もしかして私今、楓くんの手を踏んじゃった!?



