それから何を思ったのか、急に私の片腕を掴むと、グイっと自分のほうへと引き寄せた。
「ひゃっ……!」
その瞬間、さらに彼との距離が縮まって、また心臓がドキンと跳ねる。
そんな私を見上げながら、尋ねてくる楓くん。
「どうすんの? 俺がもし悪い奴だったら。この前のあいつみたいに離してくんねーかもよ」
「……っ」
瞬きもせずにじっと見つめられて、目をそらせなくなってしまう。
それにこの体勢、めちゃくちゃ恥ずかしいよ……っ。
「で、でもっ、楓くんは悪い人じゃないよ。すごく優しい人だから……」
「ひゃっ……!」
その瞬間、さらに彼との距離が縮まって、また心臓がドキンと跳ねる。
そんな私を見上げながら、尋ねてくる楓くん。
「どうすんの? 俺がもし悪い奴だったら。この前のあいつみたいに離してくんねーかもよ」
「……っ」
瞬きもせずにじっと見つめられて、目をそらせなくなってしまう。
それにこの体勢、めちゃくちゃ恥ずかしいよ……っ。
「で、でもっ、楓くんは悪い人じゃないよ。すごく優しい人だから……」



