――ガラガラッ。
保健室のドアを開け中に入ると、楓くん一人だった。
「あ、楓くん……!」
私が声をかけると、彼はすぐさまこちらを振り向き、驚いたように目を見開く。
「はっ、乙葉? なんでお前がここにいるんだよ」
「だって、ケガしてたから心配で……」
正直余計なお世話かなとも思ったけれど、いつも助けてもらってるのもあるし、なんだか放っておけなくて。
楓くんはなんとも言えない表情をしたかと思うと、ふぅっと息を吐きだす。
「ったく、一人でウロチョロすんなって言ってんのに。眞白が今頃探してるぞ。きっと」
「えっ、そうかな」
「まぁいいけど」
保健室のドアを開け中に入ると、楓くん一人だった。
「あ、楓くん……!」
私が声をかけると、彼はすぐさまこちらを振り向き、驚いたように目を見開く。
「はっ、乙葉? なんでお前がここにいるんだよ」
「だって、ケガしてたから心配で……」
正直余計なお世話かなとも思ったけれど、いつも助けてもらってるのもあるし、なんだか放っておけなくて。
楓くんはなんとも言えない表情をしたかと思うと、ふぅっと息を吐きだす。
「ったく、一人でウロチョロすんなって言ってんのに。眞白が今頃探してるぞ。きっと」
「えっ、そうかな」
「まぁいいけど」



