【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!

楓くんはその後、体育の授業には戻ってこなくて、由良ちゃんにそのまま付き添ってあげていたみたいだった。


由良ちゃんは6時間目が始まるころには教室に戻ってきて。


その後も普通に授業を受けていたので、どうやらもうすっかり元気になったようだった。


さっき由良ちゃんが言ってたとおり、ただの貧血だったのかな?


すごく真っ青な顔をしてたから、ビックリしちゃったけど。


帰りのHRが終わったあと、廊下に出たらちょうど由良ちゃんとバッタリ会ったので、声をかけてみる。


「由良ちゃん、さっきは大丈夫だった?」


そしたら由良ちゃんは、ニコッと元気そうな顔でうなずいた。


「うん、もう大丈夫。楓がすごく心配してくれて、ずっとそばにいてくれたから」


「えっ……」


「楓ったら、私のことがほっとけないんだって」