【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!

「私は乙葉と楓くん、お似合いだと思うんだけどな~」


なんて言われて、ふと男子コートにいる楓くんのほうへと視線を移す。


すると、その時ちょうど先生が笛を鳴らす音が聞こえて、どうやらバスケの試合が終了したところのようだった。


その瞬間、すかさず楓くんの元へと駆け寄っていく由良ちゃん。


いつのまにかバレーの試合も終わっていたみたい。


「お疲れ! 楓」


「あぁ」


「よかったら私のタオル使ってよ」


由良ちゃんが持っていたピンクのタオルを差し出すと、楓くんは遠慮する。


「いや、いいって」


それを見て、夏帆ちゃんがまた横から渋い顔で突っ込んでくる。


「わーっ。また由良ちゃんアタックしてるよ。いいの? 乙葉も行ってこれば?」


「えっ! いや、私はそんな……っ」