校舎の中に戻ると、いきなり眞白くんが立ち止まって、私のほうを振り返った。
そして、そのままじーっと顔を覗き込まれて。
「ねぇ乙葉、なんか元気ないでしょ?」
「……えっ!」
まさか、そんな図星を突かれるとは思ってもみなかったので、ギクッとしてしまった。
どうしよう。眞白くんにバレてる。
やっぱり私、顔に出てたんだ。
「そ、そんなことないよっ。なんで?」
「だって乙葉、由良の前だとあんまり喋らないから」
「……っ」
「もしかして、由良に何か言われた?」
そして、そのままじーっと顔を覗き込まれて。
「ねぇ乙葉、なんか元気ないでしょ?」
「……えっ!」
まさか、そんな図星を突かれるとは思ってもみなかったので、ギクッとしてしまった。
どうしよう。眞白くんにバレてる。
やっぱり私、顔に出てたんだ。
「そ、そんなことないよっ。なんで?」
「だって乙葉、由良の前だとあんまり喋らないから」
「……っ」
「もしかして、由良に何か言われた?」



