【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!

急にちょっと拗ねたような顔をする大島くんを見て、少し驚く。


こうでもしないとって、どういうこと?


「あの九条兄弟だっけ? あいつらウザいし目障りなんだよね。なんなんだよ、四六時中乙葉ちゃんにベッタリで、自分のモノかのように振舞いやがってさ~」


べ、ベッタリ!?


「え、いや、それは……」


「俺はただ、こうやって二人で遊びたかっただけなわけ。それくらい付き合ってくれたっていいだろ?」


そう言って私をまっすぐ見つめてくる大島くん。


そうなんだ。じゃあべつに彼は、本当に私とただトランプしたかっただけなのかな?


どうしても強引なイメージがあって、無駄に警戒してしまっていたけれど、そんな彼を見ていたら、実は思ってたほど悪い人ではないのかもしれないという気がしてきた。