【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!

『大島。マジであいつには関わるなよ。絶対誘いに乗ったりしたらダメだからな』
ふと、楓くんの言葉を思い出す。


私ったら、ああ言われたばかりなのに、結局こんなふうにつかまって、ほんとにバカだよね。


楓くんにもきっと、呆れられちゃう。


だから、今回ばかりは自分でどうにかしなくちゃ。


「よーし、そんじゃ、とりあえずババ抜きでもすっかぁ」


大島くんがベッドの上に腰掛け、トランプのカードを配り始める。


私は内心戸惑いながらも仕方なく、彼の向かいに腰掛けた。


すると、その時ジャージのポケットに入れていたスマホがピコンと音を立てて。


「あっ」


すぐさま取り出し画面を確認したら、そこには夏帆ちゃんからのメッセージが届いていた。


【乙葉、どこにいるの? トイレ? そろそろ次のゲーム始まるよ~】