こんなふうに部屋で二人きりなんて、大島くんが何を企んでいるのか、怖いよ。
すると彼は、意外にもケロッとした顔で。
「何って、もちろんトランプだよ。だって、昼間一緒にやろうって約束したじゃん?」
「えっ?」
トランプ……?
「今から乙葉ちゃんと俺で、トランプで対決しようよ。乙葉ちゃんが勝ったら、部屋戻っていいから。そのかわり俺が勝ったら、俺の言うこと一個聞いてくんない?」
「なっ……」
なにそれ。そんなの無茶苦茶だよっ。
あまりにも勝手な彼の提案に戸惑って何も答えられずにいたら、大島くんがそんな私の肩をサッと抱いてきた。
「それとも、トランプじゃなくて、もっと別の楽しいことする?」
すると彼は、意外にもケロッとした顔で。
「何って、もちろんトランプだよ。だって、昼間一緒にやろうって約束したじゃん?」
「えっ?」
トランプ……?
「今から乙葉ちゃんと俺で、トランプで対決しようよ。乙葉ちゃんが勝ったら、部屋戻っていいから。そのかわり俺が勝ったら、俺の言うこと一個聞いてくんない?」
「なっ……」
なにそれ。そんなの無茶苦茶だよっ。
あまりにも勝手な彼の提案に戸惑って何も答えられずにいたら、大島くんがそんな私の肩をサッと抱いてきた。
「それとも、トランプじゃなくて、もっと別の楽しいことする?」



