【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!

しかも、本当に好きな食べ物まで書いてあって。


ということは、夏帆ちゃんの言うとおりこれは、サービス問題だったのかも。


「やるじゃん、夏帆ちゃん! でかした」


眞白くんにポンと肩を叩かれ、ちょっと照れたように笑う夏帆ちゃん。


「えへへ。どうも」


そしてそんな夏帆ちゃんの活躍もあって、私たちは無事に全問謎を解き終えて、見事1位でゴールすることができた。


「わーい! やった~! 高級スイーツゲットー!」


「やったね」


賞品である高級スイーツ詰め合わせの引換券を渡され、大喜びする夏帆ちゃんと私。


するとそこに、眞白くんがニコニコしながら現れて。


「よかったね、スイーツゲットできて」


「うん。でもこれも、眞白くんが謎解きを頑張ってくれたおかげだよ。ありがとう」