【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!

通路をサッと左に曲がり、お目当ての雑貨屋さんへと小走りで向かう私。


そこで、先ほど見つけたスマホケースを手に取った私は、レジへと急いだ。


ついでに簡単にラッピングもしてもらう。


楓くんにはバレないように、カバンの中にこっそりしまって……よし、これで作戦成功!


ホッとした顔でお店を出て楓くんの待つベンチに向かって歩いていたら、その時ふと後ろから誰かにポンと肩を叩かれた。


「かーのじょっ」


えっ?


振り返るとそこには、見知らぬ男の人が一人立っていて。


「可愛いね。一人なの?」


その言葉を聞いて、ちょっと焦る。


あれ? これってもしかして……ナンパかな?


こんなショッピングモールで、いきなりナンパしてくる人なんているんだ。