「槙野ちゃんは、やよいに利用されてるって思う。」
「思わないよ。仮にそうだとしても、それでもいい。」
「でもそれって、苦しくない?」
「時々は…そりゃ苦しくなる時もある。でも、それでも…。」
「やよいが好きなんでしょ。」
生徒会長は優しい目で僕を見ていた。
「変、かな。」
「そんなわけないでしょ。」
生徒会長の優しい目に、涙が出そうになる。初めて認められたみたいでうれしかった。
僕はおかしくないって、全然普通のことなんだって、言ってもらえたみたいでたまらなくうれしくて、僕が僕になれた気がした。
「あれ。でも、ヤヨちゃんと涼太が付き合ってるって思ってたんじゃないの?」
「最初はね。周りは今でも思ってるだろうし。でも今まで散々やよいの泣き言聞いてきたんだよ?知らないわけないでしょ。槙野ちゃん達にちょっかい出したくて、そう思ってるフリしてただけ。」
そう言って生徒会長は笑った。
「早く仲直りしてよね。もうほんと…この期間やよいのお世話するの大変だったんだから。」
しゃがんだまま生徒会長は花火を持っていない方の腕を上げて、背伸びをした。
「やよいのわがままにもう少し付き合ってあげてよ。」
「わがままで失礼いたしました。」
笑った生徒会長の背後から声がして二人で振り向くと、ヤヨちゃんが不機嫌そうな顔をして立っていた。
「邪魔者は失礼しまーす。」とか何とか言いながら、生徒会長が立ち上がった。僕も立ち上がって、一回、軽く屈伸をした。ずっとしゃがんでいて、膝が痛かったから。
「ヤヨちゃん。」
久しぶりに本人に「ヤヨちゃん」って呼んだから緊張して、声が震えた。つくづくカッコ悪いよなぁなんて思った。
「思わないよ。仮にそうだとしても、それでもいい。」
「でもそれって、苦しくない?」
「時々は…そりゃ苦しくなる時もある。でも、それでも…。」
「やよいが好きなんでしょ。」
生徒会長は優しい目で僕を見ていた。
「変、かな。」
「そんなわけないでしょ。」
生徒会長の優しい目に、涙が出そうになる。初めて認められたみたいでうれしかった。
僕はおかしくないって、全然普通のことなんだって、言ってもらえたみたいでたまらなくうれしくて、僕が僕になれた気がした。
「あれ。でも、ヤヨちゃんと涼太が付き合ってるって思ってたんじゃないの?」
「最初はね。周りは今でも思ってるだろうし。でも今まで散々やよいの泣き言聞いてきたんだよ?知らないわけないでしょ。槙野ちゃん達にちょっかい出したくて、そう思ってるフリしてただけ。」
そう言って生徒会長は笑った。
「早く仲直りしてよね。もうほんと…この期間やよいのお世話するの大変だったんだから。」
しゃがんだまま生徒会長は花火を持っていない方の腕を上げて、背伸びをした。
「やよいのわがままにもう少し付き合ってあげてよ。」
「わがままで失礼いたしました。」
笑った生徒会長の背後から声がして二人で振り向くと、ヤヨちゃんが不機嫌そうな顔をして立っていた。
「邪魔者は失礼しまーす。」とか何とか言いながら、生徒会長が立ち上がった。僕も立ち上がって、一回、軽く屈伸をした。ずっとしゃがんでいて、膝が痛かったから。
「ヤヨちゃん。」
久しぶりに本人に「ヤヨちゃん」って呼んだから緊張して、声が震えた。つくづくカッコ悪いよなぁなんて思った。



