それはきっと、甘い罠。






いつもの軽い口調、軽い態度。



なのに本気と捉えちゃうくらい、真剣な言葉に胸がトクンと鳴る。




「ねぇ、このみ」


「あ、あの……?」


「このみが思ってるより、ずっと真剣だよ俺」


「……」


「信じられないなら見といてよ、俺ガンガン攻めちゃうから」


「……」


「本気、見せてあげる。」



囁く様に呟かれたその言葉に、反応しちゃう顔に熱が溜まる。



するりと鞍馬君が、私の髪に触れる。



だから、そういうところが軽いの。



そう言いたいのに……ううん、今さっきまでなら言えてた。


だけど。


そんな真剣な顔して見つめられちゃ、何も言えなくなっちゃうよ。