あの日から…狩野と目が合う事が多くなった。


気になってはずないのに、目で追ってるのかもれない。



「ちょっと、亜華里…」

「あっ、何??」

「喧嘩でもしたわけ??」

「なんで??」

「全然しゃべってないじゃん!!」


喧嘩…
そんなことはしてないけど。
なんか蒼君の隣に居ずらい。

見られてる気がして…
いつも視線を感じる。


「距離を置きたい時期みたいな??」

「何それ…あんた超ラブだったじゃん」

「ん〜…まぁ…」

「まさか冷めたの!!??」


冷めた!?

「そんなわけないじゃん!!」


蒼君の事は前とかわらないくらい好き…



でも―……


「でもね…」

「あっ、ちょっと待って!!」

「何??」

「また暗い悩み??」


うぅ…当たってる…。


「図星」

「うん…」

「亜華里は悩みすぎだよ??」

「でも…」



でも……