「じゃぁ、終わりだ−。最下位だったものは掃除をするように。」

先生の一言で私達は教室からでたり掃除をしたりなどなど。

もちろん私は速攻で教室を抜け出して走り出す。

走って走って走ってやっとついたのがここ、

   四葉総合病院

お母さんの務める会社、だ。

室内はなるべく早く歩いて…

「千椛!?どうしてここにいるんだ??」

私はその声、に反応して顔を上げる。

「あ、お父さん、お母さんと約束してて。」

お父さんはあぁ、という顔をして

「それならナースステーションにたぞ。じゃあ、お父さんは仕事だから。」

私はお父さんに別れを告げるとナースステーションに向かっていった。