〈同じ罪を犯したなら同じように裁かれるべきだろう。お前もそこのお嬢さんもなにも分かっていないな! 残された一人がどんな思いをするかも考えられなかったのか。自分達が助かるなら多少犠牲が出でも構わないってか? 甘いな〉 「......」 〈真広、お前をそんな子に育てた覚えはない〉 吐き捨てられた言葉に、真広が言葉を失うのが分かった。 スマホを握る手右手を、支えるように左手を添える。真広が切実に願うように、我を失ったように、小さな震える声で呟いて。 「本当にじいちゃんか? 誰なんだよ」