光が影を照らすとき

6時になると、部屋のみんなが起きてきた。

次第に部屋の中がみんなの話し声でいっぱいになる。

そんな中、俺はただ黙々と着替えていた。

途中、早く着替えないと遅れると言ったが、思った通り、全員シカトだった。

6時半になると、旅館の人が朝食を持ってきてくれた。

ごはんは、見た目も美しいし、味もとても美味しかった。

なのに、何故だろう。

やはりどうしても、灯向が気になってしまって、あまりよく味わうことが出来なかった。