私は無事、目的を果たすことができ、トイレの外にでる。


「いや~、すみません。お待たせ致しました。
で?何でしたっけ?」


はて?この人たちと何を話していたんだっけ??


「…アンタ、瀬戸内くんとどういう関係?」


「瀬戸内?」


はて?誰だったっけ?


「しらばっくれてんじゃねーよ!!
瀬戸内くんだよ!双子の兄弟の!!」


双子…

兄弟…


「ああ、チャーリーと、クリリンのことか~!!」


最近ずっとあだ名で呼んできたから、すっかり忘れていたよ。


「チャーリー?クリリン?」


目の前の女子達は顔を見合わせて、分からないという顔をしている。


「で、チャーリーとクリリンが何か?」


「アンタ、瀬戸内くん達と最近お昼食べてるでしょ?」


「うん。食べてますよ」


それが何か?


「だから!!あの2人とどういう関係なのかって聞いてるんだよ!」


「どういう関係…」


そういえば、どういう関係なんだろう…。


チャーリーはお隣さん?

じゃあ、クリリンは??


友達?親友?心の友?戦友?


うーん。どれも当てはまらないような気がするな…。


うーーーーん…