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恵一は今日、眠っているリナを盗撮しようと準備を進めていた。
今まで盗撮を続けてきて、リナの部屋が道路沿いから見えることはすでに把握済みだった。
節約をするためにどれだけ暑くてもエアコンをつけず、扇風機と窓を開けることで夜中の熱を逃がしていることも。
リナみたいな子が無用心だと最初は心配したけれど、観察しているうちに兄弟3人で同じ部屋で眠っていることがわかった。
きっと、部屋数が少ないのだろう。
リナの妹と弟はさすがという感じで容姿がよく、妹なんてリナにそっくりだった。
この子もいずれスターになるかもしれないと思い、恵一は妹の写真もついでに撮影していた。
今日の撮影もきっとうまくいく。
空いている窓からこっそり写真を撮影するだけなのだから、仮面を手に入れた恵一にとっては簡単な作業だった。
それこそ朝飯前だとばかりにリナの家へ向かったとき、リナが家から出てひとりでどこかへ向かう姿を目撃したのだ。
リナはジーンズにTシャツというラフな格好で、手には大きな布製のバッグを持っていた。
恵一は今日、眠っているリナを盗撮しようと準備を進めていた。
今まで盗撮を続けてきて、リナの部屋が道路沿いから見えることはすでに把握済みだった。
節約をするためにどれだけ暑くてもエアコンをつけず、扇風機と窓を開けることで夜中の熱を逃がしていることも。
リナみたいな子が無用心だと最初は心配したけれど、観察しているうちに兄弟3人で同じ部屋で眠っていることがわかった。
きっと、部屋数が少ないのだろう。
リナの妹と弟はさすがという感じで容姿がよく、妹なんてリナにそっくりだった。
この子もいずれスターになるかもしれないと思い、恵一は妹の写真もついでに撮影していた。
今日の撮影もきっとうまくいく。
空いている窓からこっそり写真を撮影するだけなのだから、仮面を手に入れた恵一にとっては簡単な作業だった。
それこそ朝飯前だとばかりにリナの家へ向かったとき、リナが家から出てひとりでどこかへ向かう姿を目撃したのだ。
リナはジーンズにTシャツというラフな格好で、手には大きな布製のバッグを持っていた。