「お前、最後にまともな食事食べたのいつだ?」

咲「この前の夜勤の前です」

「よくここまで生き延びたな。」

しょうがない

「ちょっと寝てまってろ」

俺は上の階の仕事用の家に戻り食材を持ち出した。

(仕事用というのは、仕事を持ち帰ったり、仕事用の荷物がある部屋。
 ちなみにプライベート用は、休みの日にゆっくりしたり、荷物とかがあるところで
 タワマンである)←流石御曹司

「お邪魔します。」

さっきも来たけど、一応言う。

「涼風さ、アレルギーある?」

咲「いえとくには」

「お腹は空いてる?」

咲「少しだけですけど、空いてます」

「おかゆとか食べれそうか?」

咲「たぶ、ん」

食べられそうなら、作りますか。

「キッチン借りるな」

咲「作ってくださるんですか?」

「あぁ。お前このままじゃ、倒れるぞ」

咲「倒れないとは言い切れないけど...」

「まぁ、まってろ。」

そう伝え、俺はキッチンへ向かった。