扉を開けると、背の高い青年が立っている。
「大丈夫だった?」
心配そうに渚を見る。
渚の身体がぐらりと揺れる。
とっさに青年は渚を抱え込んだ。
「ちょっと、ちゃんと食べてんの?」
「…オンナ?」
この場にいるはずのない女の声に、渚は目を疑った。
青年の横にいつのまにか立っているのは、どう見ても女の子だ。
渚と同年代だろうか?
茶色いロングストレートの髪の毛に切れ長の目。
ぶかぶかの制服を着ている。
「何で、女が騎士団に?」
思ったことを、そのまま言うと。
「うっさいわね!」
とその女の子は渚を睨みつけた。
「クリス、そいつを座らせて。とりあえず自己紹介するから」
「了解」
自分を抱きかかえている青年はクリスというのか…。
抱えられながら、渚はダイニングルームと思われるところに連れていかれ、
椅子に座った。
部屋には女の子と、クリスと呼ばれる青年と、もう一人。
大きな目が特徴的な男の子が心配そうに立っている。
「あたしは、サクラ。んで、あんたの側に立っているイケメンがクリス。んで、このアホ面しているのが、シュロ」
「俺はアホじゃねえぞ!」
大きな目でシュロと呼ばれる男の子が女の子に向かって怒鳴る。
「んで、あんたの名前は?」
サクラと名乗る女の子に指さされ、渚は
「ゼロゼロサン…」
と小さな声で答えた。
「…それは、少年騎士団時代の呼び名じゃないの?」
長い睫毛で何度もまばたきするサクラ。
「しょうがないわね。考えといてあげるわよ。とりあえずは、おチビくんとでも呼んでおくわ」
「……」
もう勝手にどうにでも、呼んでくれと渚は思った。
「クリス、おチビくんを寝室に運んでやって」
「わかった」
そう言うと。
クリスは渚を立ち上がらせた。
「肩貸すから、部屋までついてきて」
爽やかに言うクリスは美青年だった。
渚は、クリスの言う通りにした。
階段を上がって、寝室と呼ばれる部屋に案内される。
二段ベッドが2つある。
少年騎士団時代の部屋と変わらない光景だった。
「君は、下のベッド使ってね」
と言って指さされたベッドを渚は黙って見つめる。
「夕飯までは、時間あるから寝てて大丈夫だよ」
「……」
「大丈夫だった?」
心配そうに渚を見る。
渚の身体がぐらりと揺れる。
とっさに青年は渚を抱え込んだ。
「ちょっと、ちゃんと食べてんの?」
「…オンナ?」
この場にいるはずのない女の声に、渚は目を疑った。
青年の横にいつのまにか立っているのは、どう見ても女の子だ。
渚と同年代だろうか?
茶色いロングストレートの髪の毛に切れ長の目。
ぶかぶかの制服を着ている。
「何で、女が騎士団に?」
思ったことを、そのまま言うと。
「うっさいわね!」
とその女の子は渚を睨みつけた。
「クリス、そいつを座らせて。とりあえず自己紹介するから」
「了解」
自分を抱きかかえている青年はクリスというのか…。
抱えられながら、渚はダイニングルームと思われるところに連れていかれ、
椅子に座った。
部屋には女の子と、クリスと呼ばれる青年と、もう一人。
大きな目が特徴的な男の子が心配そうに立っている。
「あたしは、サクラ。んで、あんたの側に立っているイケメンがクリス。んで、このアホ面しているのが、シュロ」
「俺はアホじゃねえぞ!」
大きな目でシュロと呼ばれる男の子が女の子に向かって怒鳴る。
「んで、あんたの名前は?」
サクラと名乗る女の子に指さされ、渚は
「ゼロゼロサン…」
と小さな声で答えた。
「…それは、少年騎士団時代の呼び名じゃないの?」
長い睫毛で何度もまばたきするサクラ。
「しょうがないわね。考えといてあげるわよ。とりあえずは、おチビくんとでも呼んでおくわ」
「……」
もう勝手にどうにでも、呼んでくれと渚は思った。
「クリス、おチビくんを寝室に運んでやって」
「わかった」
そう言うと。
クリスは渚を立ち上がらせた。
「肩貸すから、部屋までついてきて」
爽やかに言うクリスは美青年だった。
渚は、クリスの言う通りにした。
階段を上がって、寝室と呼ばれる部屋に案内される。
二段ベッドが2つある。
少年騎士団時代の部屋と変わらない光景だった。
「君は、下のベッド使ってね」
と言って指さされたベッドを渚は黙って見つめる。
「夕飯までは、時間あるから寝てて大丈夫だよ」
「……」


