頭が痛い。
目を覚ました渚は、身体がおかしいことに気づいた。
視線がおかしい。
下を見ると、土がある。
「何だ、これ」
自分が丸太ようなものに括り付けられて。
宙に浮いているのに気づいた。
「なんだよ、これ」
もう一度叫ぶ。
身体はロープでぐるぐるに締め付けられ、丸太に身体が貼り付けられていた。
「見つかっちゃたみたいだね」
急に冷静なキョンの声がしたので、渚はぎょっとして横を向いた。
キョンも自分と同様に寝間着姿のまま木の棒に貼り付けられている。
さっきまで夜だったはずの光景は朝へと変わっている。
校庭の隅で、貼り付けにされていると気づいた渚は青ざめた。
昨日、逃げ出すのは成功したはずなのに、騎士団の少年に頭を殴られた。
そこから記憶がない。
渚は思わず、「わー」と叫ぶが状況は変わらない。
身体に喰い込んだロープが更に締め付けられるだけだ。
ふと、視線を感じると思った渚は下を見ると担任のマツが、眩しそうにこっちを見ているではないか。
いつのまに立っていたのだろうか。
「何で、こんなことするんだよお」
そう言いながら、渚は自分でわかっていた。
脱出は失敗したのだ。
マツは、細い目でこっちを見て不気味に微笑む。
「次に脱走したら、ただじゃ済まないよー」
「何で、俺だけじゃなくてキョンも貼り付けされてんだよー」
情けなくて渚がボロボロと泣き出した。
隣で貼り付けにされているキョンは無表情だ。
「そりゃ、連帯責任でしょうが」
あっさりと言いのけたマツを見て。
「れんたいせきにんって何だよお」
と言って渚は号泣するのであった。
目を覚ました渚は、身体がおかしいことに気づいた。
視線がおかしい。
下を見ると、土がある。
「何だ、これ」
自分が丸太ようなものに括り付けられて。
宙に浮いているのに気づいた。
「なんだよ、これ」
もう一度叫ぶ。
身体はロープでぐるぐるに締め付けられ、丸太に身体が貼り付けられていた。
「見つかっちゃたみたいだね」
急に冷静なキョンの声がしたので、渚はぎょっとして横を向いた。
キョンも自分と同様に寝間着姿のまま木の棒に貼り付けられている。
さっきまで夜だったはずの光景は朝へと変わっている。
校庭の隅で、貼り付けにされていると気づいた渚は青ざめた。
昨日、逃げ出すのは成功したはずなのに、騎士団の少年に頭を殴られた。
そこから記憶がない。
渚は思わず、「わー」と叫ぶが状況は変わらない。
身体に喰い込んだロープが更に締め付けられるだけだ。
ふと、視線を感じると思った渚は下を見ると担任のマツが、眩しそうにこっちを見ているではないか。
いつのまに立っていたのだろうか。
「何で、こんなことするんだよお」
そう言いながら、渚は自分でわかっていた。
脱出は失敗したのだ。
マツは、細い目でこっちを見て不気味に微笑む。
「次に脱走したら、ただじゃ済まないよー」
「何で、俺だけじゃなくてキョンも貼り付けされてんだよー」
情けなくて渚がボロボロと泣き出した。
隣で貼り付けにされているキョンは無表情だ。
「そりゃ、連帯責任でしょうが」
あっさりと言いのけたマツを見て。
「れんたいせきにんって何だよお」
と言って渚は号泣するのであった。


