毎日のように、目の前で人が死ぬのを見て。
慣れた…とはいえ。
自分でも意識しないうちに、虚しさや脱力感が溜まっていたのかもしれない。
ローズが世界最強と言われるようになったのは、青年騎士団学校2年生に上がった頃だ。
無敵だった。
つまらないくらい標的はあっさりと死んでくれた。
国外で、異国の人間と戦っても受けごたえのないつまらない戦いだった。
だから、油断をしてしまった。
敵に腕を切られたときは、頭に血がのぼるくらい憤慨した。
雑魚のくせに…
標的である男をめった刺しにした後。
急に身体が重たくなった。
血が滲む腕を見た瞬間、ローズはパニックになる。
自分の勘を頼りに、人のいない森の中に身を潜めることにした。
ぜーぜーと自分の口から出てくる呼吸に腹立だしさを覚えた。
腕を怪我したくらいで、何故。こんなに自分は驚いているのか。
幼い頃は、何度も生死を彷徨っていたと聞くのに。
「大丈夫ですか?」
誰もいないはずの森の中で、ローズは声をかけられた。
慣れた…とはいえ。
自分でも意識しないうちに、虚しさや脱力感が溜まっていたのかもしれない。
ローズが世界最強と言われるようになったのは、青年騎士団学校2年生に上がった頃だ。
無敵だった。
つまらないくらい標的はあっさりと死んでくれた。
国外で、異国の人間と戦っても受けごたえのないつまらない戦いだった。
だから、油断をしてしまった。
敵に腕を切られたときは、頭に血がのぼるくらい憤慨した。
雑魚のくせに…
標的である男をめった刺しにした後。
急に身体が重たくなった。
血が滲む腕を見た瞬間、ローズはパニックになる。
自分の勘を頼りに、人のいない森の中に身を潜めることにした。
ぜーぜーと自分の口から出てくる呼吸に腹立だしさを覚えた。
腕を怪我したくらいで、何故。こんなに自分は驚いているのか。
幼い頃は、何度も生死を彷徨っていたと聞くのに。
「大丈夫ですか?」
誰もいないはずの森の中で、ローズは声をかけられた。


