校舎を案内され、教室に入った後。
担任の挨拶があり、今後の予定を聞かされる。
面談があるそうで、隣の教室に行って一人ずつ担任と話すそうだ。
シュロはクラスで一番最後に呼ばれた。
隣の教室に入って。
担任の目の前に座る。
担任の先生は20代の若い男の先生だった。
うねうねとした髪の毛に丸い顔。
じっと厳しい顔で書類を見つめている。
「063番くん」
「はいっ」
シュロは手をあげる。
「5人兄弟なの? おうちは農家?」
「はい」
「自分の意志で入団したの?」
「いえ、叔母に言われて来ました」
はきはきと答えるシュロを見て担任は、じっとシュロを見つめる。
「オバさんに言われて仕方なく来たのに、どうして学校へ来て嫌がらないの?」
「それは、お金がもらえるからです」
はっきりと答えたシュロに、担任はアハハハと笑った。
「ハングリー精神タイプか。いいね。そういう人間は伸びるよ」
「俺がちゃんと学校を卒業して騎士団に入団すれば、お金がもらえるんでしょ?」
「…なにか勘違いしてない?」
急に担任は険しい顔をする。
シュロは担任を見てビクッと身体を震わせる。
じっと担任はシュロを見た後、急にニコッと笑い出した。
「君が学校で勉学に励んでいる間もご家族に生活費? お金が与えられるんだよ」
「そうなんですか!?」
思わずシュロは大声を出した。
「まあ、生活費といっても。ご兄弟の学費はすべて無料になって、借金は全部チャラになるのかね。ご家族が病気になった際の医療費はすべて無料。税金も免除されるかなー」
「無料ってことは、兄ちゃんは学校に行けるんですか?」
「行けるとも。君のお兄さん頭がいいんだろ?」
少年騎士団に入団してくる生徒の一人一人の素性は調べられている。
シュロの家はあきれ返るくらいの貧乏だと報告書には書いてある。
シュロの兄は独学でこっそりと勉強しているそうで、字が読めるし趣味は読書だとも書いてある。
「君の頑張り次第かな」
「俺、頑張る! 家族を幸せにするんだ」
シュロは大声で誓った。
担任の挨拶があり、今後の予定を聞かされる。
面談があるそうで、隣の教室に行って一人ずつ担任と話すそうだ。
シュロはクラスで一番最後に呼ばれた。
隣の教室に入って。
担任の目の前に座る。
担任の先生は20代の若い男の先生だった。
うねうねとした髪の毛に丸い顔。
じっと厳しい顔で書類を見つめている。
「063番くん」
「はいっ」
シュロは手をあげる。
「5人兄弟なの? おうちは農家?」
「はい」
「自分の意志で入団したの?」
「いえ、叔母に言われて来ました」
はきはきと答えるシュロを見て担任は、じっとシュロを見つめる。
「オバさんに言われて仕方なく来たのに、どうして学校へ来て嫌がらないの?」
「それは、お金がもらえるからです」
はっきりと答えたシュロに、担任はアハハハと笑った。
「ハングリー精神タイプか。いいね。そういう人間は伸びるよ」
「俺がちゃんと学校を卒業して騎士団に入団すれば、お金がもらえるんでしょ?」
「…なにか勘違いしてない?」
急に担任は険しい顔をする。
シュロは担任を見てビクッと身体を震わせる。
じっと担任はシュロを見た後、急にニコッと笑い出した。
「君が学校で勉学に励んでいる間もご家族に生活費? お金が与えられるんだよ」
「そうなんですか!?」
思わずシュロは大声を出した。
「まあ、生活費といっても。ご兄弟の学費はすべて無料になって、借金は全部チャラになるのかね。ご家族が病気になった際の医療費はすべて無料。税金も免除されるかなー」
「無料ってことは、兄ちゃんは学校に行けるんですか?」
「行けるとも。君のお兄さん頭がいいんだろ?」
少年騎士団に入団してくる生徒の一人一人の素性は調べられている。
シュロの家はあきれ返るくらいの貧乏だと報告書には書いてある。
シュロの兄は独学でこっそりと勉強しているそうで、字が読めるし趣味は読書だとも書いてある。
「君の頑張り次第かな」
「俺、頑張る! 家族を幸せにするんだ」
シュロは大声で誓った。


