角松 ヤエ 30歳 OL



「美味しい~~~~っ!!」
「ヤエさん、一口食べますか?」


さすが地元テレビ局に何度も取材されているお店だけあって、全く飽きない濃厚チョコが口溶けて、

サチコさんから一口シェアしてもらった栗の甘さが広がって、

後藤から一口強奪したチーズの上品な風味が広がる。



「サチコさん、伝票あと何枚残ってますか?」


「ヤエさん、あと4枚です。
ギリギリ定時には間に合いそうです。」


「後藤は?」


「あと3枚です!」




・・・・・・ちなみに・・・・

いつもウチらに優しくて、
いつもウチらに甘味処を買ってきてくれて、
いつもお返しおつまみを喜んでくれて、


塚本課長には感謝が尽きなくて、
大好きな上司なんだけど・・・・


・・・・いや買ってきてくれる事自体、

他の課の女子―ズが聞いたら羨ましがられるし、ホントに“ありがたや~”なんだけど・・・


「ヤエさん、塚本課長に言ってみたらどうですか?」


「いやぁ・・でもなんか申し訳なくて・・。」


私はケーキの中だったら、
大の【ショートケーキ】好きだから、

後藤とサチコさんが羨ましい(^◇^;)


いやチョコケーキも美味しいし、
全然これで満足なんだけど・・


どこからそうなったのか・・

なぜか塚本課長には、“角松=チョコケーキ好き”だと勘違いされている(^◇^;)


買ってきてもらっている身分だから、
贅沢は言えないけど・・・

このお店のショートケーキを一度でいいから食べてみたい(T^T)