「角松さんどうぞ。」


「お願いします。」


「その後どうですか、【虫歯】の痛みは?」


「あ、はい。だいぶ良くなりました。」



今週水曜日のアフター5。

あとちょっとで完治へと向かう治療の為、
【歯医者さん】へと来ていた(^◇^;)


約1年前、“尿路結石”を発症して以来、
チョコは控えていたんだけど・・・

“チョコを一生我慢できる女子―ズが居たら逆に会ってみたいわ”的な感じで、

なんやかんやでしれっとチョコは解禁していた。


お風呂上がりのブローはサボるけど、
寝る前の歯磨きは欠かさずしていた。


平日のメイクはテキトーに済ますけど、
朝食後の歯磨きはしっかり行っていた。


でも・・・何故かこの歳になって、
私の歯にわんぱくな虫が出来てしまった。



「じゃあ見ていきますね。」


“席が後ろに倒される”


同じ行為なのに、美容院と歯医者では全く意味合いが異なってくる。


“あ~癒やされる~”と、

“イタクナ~イ。イタクナ~イ。
ダイジョ~~~~ブ”と、


私の心情は月とスッポン。
天と地ほどの差がある。


「・・・よし、じゃあちょっと削っていきますね。」



それはそうと・・・・

あの5歳ぐらいの男の子のお母さんと再会できたら、声を大にして言いたい事がある。


「痛かったら無理せずにボタン押して、
ベル鳴らしてくださいね。」


「・・・・・・・・。」


“ピンポーン”


「・・・・・・・・角松さん。
ほんの少しは無理してくださいね。」




・・・・この呪文、
全く効果がありません(ToT)