葉音ちゃんが僕に気づき、
ふんわりと笑ってくれた。
うわっ///
目が合った。
ビー玉みたいにキラキラした瞳が、
僕だけを映してくれている。
今日も、花丸満点な笑顔。
ほわわん、最高!
可愛すぎっ///
「あきと君、おはよう」
葉音ちゃんのたれ目が
更に、ゆるっと垂れて。
声なんて、ザ・女の子って感じの
幼すぎず、大人すぎず
ヤンキーっぽくも、ギャルっぽくもない
透明感のある声で。
何もかもが
僕の、ド・ストライク。
好みのど真ん中。
うわっわっ///
葉音ちゃんの二つに結んだ髪が
胸元で揺れてるよ。
その揺れで、僕の心を惑わせないで!
心臓の飛び跳ねが
ピョンピョンうるさくて
挨拶を返せなくなっちゃうから!



