「おっはよー」

朝の挨拶がまわりで沢山飛び交う中それをかき分けて自分の席に座る。

昨日の彼女は…と何故か目で追ってしまう。

あ、いた。楽しそうに教室の中心で笑うキミ。

やっぱりあの性格からすると皆に好かれるんだな〜なぁ〜んて考えてしまう。

男の子と話してるっていう事実。何故か苦しめられていった。

僕は他にも心臓病にでもかかってしまったのだろうか、なぁんてぼーっといていた。

不意に彼女がこっちを向いたときに目があってしまった。

キミがこっちを見ると僕はどこを見れば良いのかわからなくなる。