バンッ!

外でものすごく大きな音が聞こえる。

僕は教室の中で1人、本を読んでいた。たまに外を今みたいに眺めながら…

、?今思ったがいない…

太陽みたいに笑う君がいない。

いつもみんなのまわりで笑顔を振りまいているキミの姿が見当たらない…

それなのに回っている世界が、憎らしくて回っている世界にムカついて…

僕がいなくなってもこんなふうに毎日は充実しているのだろうか、なぁ〜んて素直じゃないことすら考えていた。

「ねぇ、」

不意に名前が呼ばれ後ろを向く…とそこにはキミがいた。

「みんな、外で練習してるよ?障害物競走の練習してきなよ。」

僕は、言いたいことがいくつもあったが別に言うまでもないことを判断し

「僕は今本が読みたいから…」

といった。キミは目を見開くとすぐに笑って微笑んだ。

毎日が楽しそうに過ごしていたキミに嫉妬していたのか僕はいつの間にか

「そんなことよりもキミはでないの?練習」

と、聞いてしまっていた。