それでもオカンが帰ってこないまま、時間だけが過ぎて行く‥‥‥ 読んでいる漫画の内容など、全く入ってこなくなっていた‥‥‥ 〔まさか‥‥〕 1年程前の悪夢が頭をよぎる‥‥‥‥ 嵐士:『お兄ちゃん‥‥‥お母さんになんかあったんやで‥‥‥もう六時半やで‥‥?仕事でも電話くらいしてこれるやんか‥‥‥』 兄貴:『電話できひんくらい忙しいんやろ‥‥‥』 と、返してきた兄貴も動揺を隠せなくなっていた‥‥‥