8月25日(前編)

どうしてだろう…

この時わたしの頭の中にいたのは水樹くん。


『その前髪は絶対触らせないこと』…水樹くんとの約束を簡単に破ってしまった。


「せっかくだから明日一緒に学校行こっか」

そう言うと前髪から手を離し、そっと離れた朝陽。

もしかして朝陽ってわたしのこと……好き、なの?

だとしてもいつから?なんで?…


「これ以上そばにいると色々危ないから、もう寝るよ?おやすみ」

そう言うと布団に入り背中を向けられた。


「おやすみ」

とりあえずそう言って電気を消してベッドに入る。